バイアグラに並ぶ持続性が特徴のシアリス

色々な薬

シアリスは世界で3番目に開発された新しい勃起不全の治療薬です。
ヨーロッパで開発され2002年11月に承認されると、翌年2月からはヨーロッパやオーストラリア、ニュージーランドで販売が開始されました。
11月にはアメリカでも承認されています。日本でシアリスが承認されたのは2007年7月で、9月から販売が開始されました。

シアリスには有効成分としてタダラフィルが含まれています。
タダラフィルは分子構造がブロック状なため、体内でゆっくりと吸収されるのが特徴です。
時間をかけて緩やかにペニスを勃起させるため、副作用が現れにくいというメリットが存在します。

シアリスは勃起不全の治療薬の中でも食事の影響を受けにくいのが特徴で、服用前に800kcal以下の食事を摂取できます。
ただし勃起不全を治療する効果は、空腹時に服用した方が高まります。
シアリスには5mgと10mg、20mgの錠剤があり、病院では主に10mgか20mgを使用して勃起不全の治療が行われています。
もともとヨーロッパで開発された薬なので、体格が小柄な日本人には10mgでも十分な効果を期待できます。
10mgや20mgで用量が多い場合はピルカッターで割って服用することも可能なため、5mgの錠剤はあまり使用されていません。

タダラフィルは体内でゆっくりと吸収されるため、効果が現れるまでに3時間ほど必要です。
性行為の3時間前に水かぬるま湯で飲むのが、シアリスの基本的な服用方法とされます。
タダラフィルの副作用にはめまいや頭痛、顔のほてり、消化不良などがあります。
シアリスは副作用を発症しにくく、実際にめまいなどの症状が現れるのは服用した患者の3割ほどです。
また発症しても基本的に症状は軽いため大きな問題はありません。ただし症状が重い場合は医師に相談する必要があります。

シアリスにはインド製の安価なジェネリック医薬品も存在します。
ジェネリック医薬品にもシアリスと同じ有効成分のタダラフィルが含まれており、効果や副作用などは同様です。
インドの製薬会社がインド政府の承認を受けて製造しているので安全性も高く人気があります。

効果が出るまで時間がかかる分、最大36時間持続

シアリスの主成分でもあるタダラフィルは水にやや溶けにくい性質を持っています。
そのため、その他の勃起治療薬と比較すると効き目が出にくいのが短所と言えます。
しかしながら水に溶けにくい性質は効果の持続力を高めるというメリットの裏返しでもあるのです。
バイアグラの場合ですと一度の性行為で効果を失ってしまうことが多い中、シアリスは最大で36時間もの長い間、勃起不全に効果を発揮し続けてくれます。
丸1日以上の効果があるために使い勝手が良く、持続性を求めるユーザーから支持されています。

勃起のしかたの違いもシアリスの特徴のひとつです。
バイアグラは強力に勃起を促すため、強固なペニスを手に入れたい時に適していますが、一方のシアリスは比較的マイルドな作用のしかたをします。
いかにも治療薬によって勃起をさせているような力強さではなく、自然に勃起をしたかのようなナチュラルさがあります。
中にはバイアグラの強力な勃起力には苦手意識を持つ人もいますが、36時間もの間、自然さを維持するシアリスは使い勝手の良い存在と言えるでしょう。
無論、ジェネリック医薬品に関しても同様の効果があるため、いずれの治療薬でも改善作用に期待が持てます。

なお、マイルドに作用すると言っても、あくまでも医薬品ですので服用には十分に注意しなければいけません。
優しく作用するからと言って負担が少ないわけではなく、タダラフィルには副作用も存在します。
体への負担が小さいと誤解をして活用するのは注意が必要であり、正しい認識を持ち安全に服用しなければいけません。
特に病院での処方以外での入手ですと詳しい説明がなく自己流になってしまいがちです。
どのような注意をしながら使えば良いのか、事前に注意点を把握して治療することが大切です。